おごりたい男子は男性優位、割り勘男子は男女平等の思想を持つ
食事の会計の仕方は男性の女性に対する扱い方がはっきり分かる重要ポイント
世の中には、おごりたい男と、割り勘が良いという男、そして少ないながらもおごって欲しい男がいますが、あなたはどの男性が最も好ましく感じますか?
全部おごりじゃなくちゃイヤだという女性もいれば、割り勘が良いという女性もいるでしょう。
もちろん、割り勘が良いという女性の中には、記念日くらいはご馳走されたいと思う女性もいるのではないでしょうか。
また、自分がお金を出すから、料理や洗濯などの家事はやって欲しい、自分に尽くして欲しいという女性もいるかも知れません。
中には、自分ばかりがお金も出して、家事も負担しているというようなダメな男にばかり引っかかってばかりという人もいるでしょう。貢ぎ体質の人は、お姫様扱いされたい、食事だっておごられたいと思いつつ、気づくといつもおごっている、お金を貸してしまうなどして、都合の良い女化しているものです。

男の「お金の出し方」って、実は相手がどんな女性を求めているかがはっきり出るのよね。だから、相手にどんな風にお金を使うのかはしっかりと観察した方がいいわよ
それぞれのタイプ別に、男性の特徴を見てみましょう。
お金の出し方のタイプ別に分かる男性が求める理想の女性像
いつもおごられたい女性は、「相手の求める女らしさのニーズ」を読み取ろう
男性の中でも女性におごるのは当たり前というタイプは、「自分が望む理想の女性像」に当てはまる女性を探しています。
女性に対する好みはある程度人によって違うものの、それでも、「自分が理想とするタイプ」を探していて、そこからはみ出ない女性が良いと考える人が、「おごる」ことをためらわないタイプの男性です。
おしとやかな女性が好みの人も入れば、派手な格好をした奔放なタイプが好きな人もいるし、人を寄せ付けないようなタイプの美人が好きな人もいますが、根底にある「相手を自分の物にしたい」という感覚を強く持っているのが、「おごること」がステータスの一つだと思っている男性です。
実際、自分が稼いだお金を熱心に注ぎ込むのは、それ相応の対価が返ってくるのを望んでいるからです。
お金にそれほど余裕がないとしても、「おごること」や「プレゼント」で相手を惹き付けようとする人は、より家庭的であったり、自分を男として扱って一歩引いてくれる人、プライドを傷つけるようなことは決して言わずに、多くの場合で自分に従ってくれる人を求めています。
どれだけ自由に意見が交わせても、好きなことを喋っていられても、どこかで「自分に従っている」人を求めているのが、このタイプの男性です。
当然、行き過ぎればモラハラ体質に繋がりやすく、あれこれと指示をしたり、好き勝手な振る舞いが多くなるタイプの男性でもありますが、それは、金銭的な面で主導権を持っていることで、二人の関係でより優位に自分が立っているという意識を持っているからです。
ですが、優位に立つ男性というのは、相手を「守りたい」という意識も強い場合があり、トラブルの際には率先して動いてくれたり、トラブル解決のために惜しまずにお金を出してくれる場合もあります。
おごりが好きな男性にも、性格の良し悪しはあるので、女性を下に見る人がいる一方で、女性を「特別な存在」と考えている人もいて、そのどちらのタイプであるかは、しばらく付き合ってみないことには分かりません。
ただ、相手が女性を大事にしたいと思うかどうかは、女性側の態度にかかっているとも言えます。

そうね。同じような気質を持つ男性でも、よっぽど性格の曲がった人間じゃない限りは、女性が上手に相手を立てることが大切よね。今ではあんまり聞かなくなったけど、「上手に男を転がす」っていう言葉があったじゃない? あれはある意味真理よ
いつでもおごってくれる高年収の人と付き合いたいのであれば、女性の側は、相手が求めるニーズを読み取る必要があります。ハイステータスの男性ほど、女性に「癒やし」を求めながらも、自分がいない時には自分一人でしっかりと歩め、過度な依存をしない女性を求める傾向があります。
そこまでお金に余裕のある人ではないとしても、女性に「おごる」のは男として当たり前だと思っている相手であれば、女性には手料理をふるまってくれる、お弁当を作ってくれる、家事を率先してこなしてくれるといった家庭的な面を求めている人がほとんどです。

お金を出してもらうって、やっぱりそれだけ何かでお返ししなくちゃってことなのよ。それが家事なのか、相手の家族のお世話なのか・・・
相手が何を期待しているのかを見抜かないと後が大変よ。
「自分にはできそうもないこと」を期待されている可能性もあるからね
家庭を守るのが好きというタイプや、お金を出してもらえれば家事育児の負担は自分ができる、義理の実家との付き合いも任せてもらってOKと考える女性は、最も釣り合いが取れる「おごってくれる」男性を目当てにすると良いでしょう。
ですが、プライドが高すぎる男性や、上から目線の男性は嫌という人もいるでしょう。なるべく対等でいたいし、やるべきことは分担して負担したいと考える人の場合には、「おごり」がデフォルトの男性を選んではいけません。
「平等」が気になる女子は割り勘がベスト。家事や育児の分担について話し合える相手を選ぼう
料理、洗濯、掃除などの家事から、お金の分担まで、お付き合いが進んで同棲するようになれば、必ず発生する「どっちがどれだけ負担するか」問題があります。
ここで、お金を出してくれれば、全部自分がやるか、必要に応じて外注する。と言える人は、ハイステータス男子を狙いましょう。
ですが、自分もやるけど、相手にもやって欲しいと考える人や、お金はなるべく割り勘で、年収に応じて分担したいと考える人は、「おごるよ」男子を選んではいけません。
おごる、ことが当たり前な男性の多くは意識下に「結婚したら女性が家を守る」というイメージを持っています。男女平等じゃない、と当たり前に感じていて、そこに問題があるとさえ思っていない男性が多いからです。
レディーファーストで紳士的なタイプで、女性が「好きなこと」をやっていればいいと言えるような、漫画か映画に出てくるような男性は、ほぼ現実には存在しません。仮に居たとしても、日本で見つけるのは難しいでしょう。

海外に旅行に行くと、知り合いでもない男性が当たり前にエレベーターの扉を開けて待っていてくれたりとかするじゃない? もー、あれだけでキュン死寸前よね。でも、あんな男子に日本で会ったことないわ
女性側が平等を求めるのであれば、男性側も平等を求めている人を探す必要があります。そうした男性は、「割り勘」であることに抵抗がないし、必要とあれば二人の関係をより良い方向へ導くために話し合いができる男性です。
割り勘カップルであっても、記念日にはごちそうするとか、旅行に連れてってくれるとか、「愛情」や「思いやり」による相手への奉仕は大切です。ですが、どちらかが明らかに多く金銭や労働を負担していることがないように、フェアでいようと考える人が、割り勘カップルを選びます。
自分も共働きで働き続けたい、家事や育児を分担したいと考える人は、「割り勘」男子を選ぶべき、ということです。

これからの時代に一番合っているのは割り勘できる、「話し合える」男子よね。根が優しい人が多いものだし、お互いに思いやりを持てれば、とっても温かい関係が築けるわね
ヒモ男子が好きという人以外は、「おごって」男子からは早めに手を引こう
世の中には、「ペット」のような男性が欲しいという人もいます。自分の癒やしのためだけにそこに男性が居てほしいと考える人で、十分にお金を稼いでいる女性の場合には、常に自分がお金を出す側でありたいという場合もあるでしょう。
ですが、多くの働かない、家事もしない男性と付き合っている女性は、そうした自分の願望からヒモ系の男性と付き合っているのではなく、「情」によって相手から離れられなくなってしまい、相手に尽くしてしまうという女性がが多いものです。

貢ぎ体質の女性はあれよね、男にお姫様扱いされたいって願望はあるんだけど、大切にされたいからって、お母さんみたいに甲斐甲斐しく世話をしちゃって、結局のところただの都合の良い家政婦になっちゃって、大事にされなくなっちゃうのよね。
それなのに、情が深いから、別れないのよねー。とっても優しい女性たちなだけに、もったいないわ
別れた方がいい、と頭で分かっていても、なかなか別れられないという女性が多いのが、貢ぎ体質の女性ですが、本人がそれを「幸せ」だと思えないのであれば、一番大切なことは、最初からそういう男性と付き合わないこと、です。
貢ぎ体質の女性の場合、「いいよいいよ、あたしがやるよ~」が口癖で、お金も出すし、あれこれ自分で率先してやってしまうのですが、それは、相手の自立心を奪うという意味で、相手にも悪影響を与えていることになります。
我慢をしていたら、相手が突然変わってくれるということはありません。それは、おごり男子でも、割り勘男子でも、おごられ男子でも同じです。
個々の性格や相性もありますが、それでも、はじめから自分は「おごってくれる人はタイプじゃない」「割り勘の男性はタイプじゃない」と知っておくことで、理想的な出会いに繋がりやすくなります。

自分を知るって大切よ。やみくもに合コンしたり、デートしたりしても、「自分の求めているもの」が分からなければ、正解には辿り着けないもの
自分を分析した上で、ハイステータスな男性でいつでもおごってくれる男性と付き合いたい、結婚したいという方は、はじめからハイステータス男子だけが集まる婚活の場や、アプリを利用しましょう。
一方で、平等で、お互いに話し合える関係が良いという方は、真剣な恋愛を求める男性が多い婚活アプリやイベント婚活、趣味婚などを利用するか、友情結婚を推進している結婚相談所の利用をおすすめします。
ダメな男から離れられずにずるずると付き合い続けているという人は、まずはその人から離れるためにも、世の中には自分を大事にしてくれる男子もいると知る必要があります。積極的に他の人とデートしたり、婚活に参加してみましょう。ただ、自分の見る目が不安という人は、身分のはっきりしている人だけを紹介する結婚相談所などに登録し、利用するようにしましょう。